卸売市場、仲卸業者について(補足説明)

卸売市場とは?

果物、野菜を、効率よく、経済的に消費者に届けるにはどうすればよいのでしょうか?

「商品が欲しい人と売りたい人」が、出会うための一つの方法として、昔から世界中に「市場」や「市」がありました。「売り手」、「買い手」、「商品」が、たくさん集まる場所があれば、「買い手」は「商品」の値段を見比べ、「売り手」と交渉し、必要な「商品」を納得して手に入れられます。一か所で、まとめて、効率の良く取引ができます。

このような「市場」のしくみを生鮮食品の流通のために応用したが、卸売市場です。札幌市中央卸売市場は、札幌市が農水省の認可を得て施設を整備、関連業者の管理、指導を行っています。

卸売市場は、毎日入荷するたくさんの農水産物を最終消費者である市民に供給するためにあります。ネット通販、産地直売などの流通形態がある時代にあっても、卸売市場は生産者、出荷者には確実な販路を、小売業者には取引の場を提供する生鮮食品の流通拠点です。気候で、品質、収量、消費量も変動する農水産物の安定的な流通経路として必要性は失われていません。

仲卸業者とは?

当社は札幌市長に認可を得た市場内で店舗を構える青果物の「仲卸業者」です。「果物と野菜」を扱う青果部には27社の「仲卸業者」がいます。当社の「お客様」である「小売業者」は約500社おり、市場に毎日、買出しに来ます。一般の青果小売店から大手スーパーまで、店舗の規模や販売形態も様々です。

市場内には2社の「卸売業者」が、北海道内、道外の産地から青果物を市場に集めます。「仲卸業者」は、「せり」等に参加し価格、品質を見定め仕入れます。「小売業者」各社が要望する商品を揃え、手早く「小売業者」のトラックへ積み込み、一部は店舗へ配達する事が当社の仕事です。

採用に関し、最初は、お電話でご連絡ください。
希望者には、当社の仕事を体験していたく目的で一日就業体験もあります。
【TEL:011-631-4401】

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