ご挨拶と当社の紹介

 この度は当社のホームページをご覧いただき、誠に有難うございます。
 当社は、昭和40年に創業以来、多くの小売店様、お取引先様のご愛顧とご尽力を賜りながら、この卸売市場の中で商いを続ける事ができました。これからも皆様への感謝の気持ちを忘れずに、次の世代に進んでゆく所存でございます。
 『食』を取り巻く環境変化は激しく、当社も未来に向けより進んだお取引ができる事を目指しております。今後とも皆様、宜しくお願い申し上げます。

代表取締役 伊藤 義尚

八百屋さんとともに当社は歩んできました

 当社は、札幌市の人口が79.5万人だった昭和40年(1965年)に、札幌市中央卸売市場内の青果物仲卸業者として発足しまいた。当時は生鮮食品の流通インフラは、まだまだ発展途上で、昭和60年頃(人口154万人)までの高度成長時代は、商品があれば何でも売れた時代だったと先輩たちから聞いております。
 私が入社した平成4年(1995年)は、首都圏のバブルは崩壊し、北海道にもその波が寄せてくる時代に入っていました。全国規模の大手スーパーは、ほぼ北海道に上陸し、当社の主力販売先である青果小売店は大きく減少に向かいました。「商店街の八百屋さん」や「市場(いちば)」は消え、販売方式も対面販売からスーパー式のセルフ販売店が増えました。
 現在の主要得意先は、市内の青果小売店様、飲食店・給食業者様に青果物を納品する業務卸屋様、地元スーパー様、果物専門店様などです。多くは、昔の八百屋さんがルーツです。

生産者と消費者を「繋ぐ」、そして「仲卸は、御用聞き」

 札幌市中央卸売市場は道央圏の生鮮食料品等の流通拠点です。多数の生産者、出荷組織と多数の小売店等を「繋ぐ」には、そこに中間流通業者が必要です。生産者が直接、最終消費者に青果物を届け、代金まで回収する事は、量が多いと経済的ではありません。
 当社は市場内業者として、また中間流通業者として、全国の生産者、出荷組織から出荷された商品を、効率よく、低コストで、約束通りに、小売店、最終利用者に届ける事が使命と信じております。
 小さな会社ではありますが、「仲卸は、御用聞き」の言葉を忘れずに、お客様のご要望に耳を傾け、「信頼される仲卸」を目指し社員一同、商いに励んでおります。今後とも、伊藤商店をご愛顧くださいますよう宜しくお願い申し上げます。